紹介本:小学校最初の3年間で本当にさせたい勉強

今回は

「小学校最初の3年間で本当にさせたい勉強」の本についてレビューします。

■低学年のうちにさせたほうがいい勉強って何だろう?

■あと伸びする為に、今できることって何?

と思っている人が参考になる本です。

内容をざっくりまとめて言うと、

■どにかく読書はたっぷりとやろう

■家庭学習は最低限で大丈夫。大事なことは毎日の習慣にすること

■遊びを充実させよう

教育の指南本を読んだことがある人にとっては、正直、目新しいことはなかったのですが、今日から実践できるような、具体的な方法が書いてあるのが良いと思いました。

今回は、読書と勉強(家庭学習)についてまとめます。

また、我が家には小2の娘がいるので、本の対象ド真ん中である母の感想を交えつつ、ポイントを箇条書きにしていきたいと思います。

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本当に必要な学力とは?

小1から小3のの勉強はほどほどにできれいれば十分

筆者は、「ことばの森」というオンラインの作文教室の代表である中根 克明さん。

「ことばの森」は、難関校合格者を多数生みだしていて、35年の歴史ある作文教室。

中根さんは、

・小1から小3の勉強自体が基本的なものなので、この時期の勉強はほどほどにできれいれば十分

・多少できないことがあっても、成長に応じてやがて誰でも自然にできるようになるから

と言っています。

「誰でも」はちょっと言い過ぎじゃないかなあ、なんて思ってしまいました。

確かに、成績が真ん中からそれ以上の子には、当てはまっているかもしれません。

でも、ゆるく勉強していたら学校テストの点がえらいことになってしまう我が子のような子は、鵜呑みにしたらまずい話なのかな。。。と思ってしまいました。

こういう教育本を読む親の子供は、成績がある程度良い子なのかもしれませんね。

本当に必要な学力は創造性と思考力

学年が上がり、みんなが普通に勉強ができるようになってくると、今度はそこから大きな差になるものが創造性、思考力。これらは本当に必要な学力。

決まったやり方通りに問題が解けること、暗記をすれば答えられること。

これらのことは、授業を受け、ある程度の勉強をしていればできることで、やればできるし、やらなければできない、という単純なことです。

このレベルからもう一段高くなってくると、創造性や思考力がなければ太刀打ちできないということですね。

それでは、どうやったら創造性や思考力が身に付くのか?

著書にはこう書いてあります。

創造性、思考力を育てるものは、目に見える勉強よりも、読書、親子の対話、自由な遊び、自主的な生活など、家庭生活の中で普通におこなわれているもの。

・読書

・親子の対話

・自由な遊び

・自主的な生活

何気ないことばかりのようですが、確かに、創造性や思考力がないと成り立たないです。

特に、自主的な生活!。

低学年の子に自主的な生活はけっこうハードルが高いことに思えますが、少しづつでもできるようにしていかないといけないですね。

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たっぷりさせたいことは読書

読書の効果

読書によって得られることは本当にたくさんあります。

・文字を読みながら本の中の世界を想像することで、想像力がつく

・本からたくさんの知識が得られる

・語彙力が身に付く

・漢字に抵抗が無くなり、読めるようになる

・興味の幅が広がる

…などなど

良いことばかりとわかってはいますが、実践となるとなかなかむずかしい場合があります。

それは、子ども自身、本を読むことがキライな場合。

本が嫌いな子でも読書するようになる方法

本読むことがキライな子ってたくさんいます。

なぜ、嫌いなんでしょうか?

著書によると、「読む力がない」ので楽しくないからだそうです。

それでは、読む力をつけるにはどうすれば良いのでしょうか。

・「自分で読む」のが苦手な子はまず1ページから

・全て読みなさい、はハードルが高いので、「〇ページまで自分で読んだら、続きは読んであげる」とする。ページは少しずつ増やすこと。交互に読んでゲーム的にしても良い

・読み間違えは注意しない。「上手に読めたね」とほめるだけ。とにかく褒めて気長に続ける

・読書を習慣にする

少しづつ、スモールステップで読む力をつけましょう、間違えても指摘せず褒めましょう。

ということですね。

ここで重要なのは、大人の対応の仕方。本を渡して「読みなさい」と言うだけではなく、一緒に読む姿勢が大事です。

また、読み聞かせはまだまだ有効で、耳から入る言葉が増えれば増えるほど、目から入る言葉の理解も深まるそうです。

そして、読書を習慣に!。1日10ページでいいので、続けることが大事です。親も一緒に読み、家族で読書タイムをつくりましょう。

本の選び方

図書館や本屋さんに一緒に行って、本人に選ばせるのが一番良い方法。

たくさんありすぎて迷う場合は、子どもが好きそうな本のエリアに行き、「この中から好きな本選んでみて」と範囲を絞るといいですね。シリーズものは、その後に広げやすくておすすめです。

子どもが選んだ本の中身はチェックしてください。読めそうな分量なのかの確認をしましょう。できれば、漢字全部にルビが振ってある本がいいです。

「え~本はいらない~」と言って、選ばない場合。親が選んで、まずは読み聞かせするところから。

我が家はここから始めました。

私自身、どんな本がいいのかまったく分からなかったので、保育園の本棚を参考にしました。その中でこれはいい!と思ったのが、「こどものとも」福音館の月間絵本シリーズ。

対象は一番上でも年長向けですが、本に慣れていない低学年の子にはちょうど良いかと。

図書館で借りています。なぜ良いかと思ったかは以下。

・60年以上昔からあるので冊数が多く、内容が信頼できる

・本が薄く(5㎜くらい)ソフト表紙なので、大量に借りてもそんなに重くない

・行事や季節にあった本、今子どもが興味がある本が選びやすい(冊数が多いので)

借りれるだけ借りて、今日はどれを読む?と聞いてから読み聞かせをスタートします。

本自体が薄いので、子どもも抵抗なく手に取るし、読む時間も5分もかからず終わるので飽きないです。

今でも読み聞かせ中ですが、最近、娘が自ら本を手にとって読むことがあります。あんなに読むことが苦手だったのに!。

こどものともシリーズや、サバイバル(マンガ本です)、へんな生き物図鑑をよく手にしています。

また、「物語文」の本ばかりよんできて、「説明文」の本をあまり読んでなかった場合、高校の現代文で成績が落ちることがあるそうです。

物語文は、心を豊かにする読書

説明文は、頭をよくする読書

両方をバランスよく取り入れましょう。

説明文の本でおすすめはこちら。子どもが普段から感じている「なぜ?どうして?」の疑問に答えてくれる本です。

この「なぜ?どうして?」シリーズは娘もお気に入り。詳しいレビュー記事もあるので興味があれば見てみてください。

「なぜ?どうして?かがくのお話」シリーズとは 出版元は学研で、「まゆ毛はなんのためにあるの?」「宇宙はいつできたの?」など、小学生の身近な...

家庭学習は最低限で大丈夫!でも毎日確実に

家庭学習でやるべきこと

・低学年のうちは家庭学習の習慣がつけば十分。短い時間で、自分から進んで、毎日できる量を。

・学校の勉強時間だけでは練習量が不足する計算と漢字をやりましょう。

著書では、家庭学習は最低限でOK!。少なすぎるかな、くらいの分量で問題ないとのこと。

読書で補えないこと、計算の練習や漢字の「書き」の練習をするだけで大丈夫だそうです。

それだけ、読書から様々なことが学べるんですね。

勉強方法のポイント

・遠回りのように見えても、子どもがひとりでやれるような手順を説明してやらせる方が、自分で勉強する力が付く。

・勉強が終わったら、勉強の結果をみせてもらい、どんなことをしたのか子供に教えてもらう。

大人が「今日はこれこれやりなさい」と、いちいち指示を出すのは良くない。

勉強習慣とは、ただ勉強を毎日できるようにするだけではなく、何をやるかを子ども自身で考えられるようにすることなんですね。

これ、ぜんぜんできてません。。。指示してばかりです(^^;)。少しづつ取り組んでみようと思います。

勉強するより国語力を伸ばせる方法

問題集より効果的なのは親子での「国語的」会話。子どもは誰よりもまず、親から言葉を学ぶ。

親が意識して取り組みたいことは以下

・ちょっと難しめの言葉を入れる

・短い文ではなく、長い分で話す

・単文よりも、複文や重文で話す

日常的な会話を親子ですることが、問題集を解くことよりも効果的なんですね。

子どもと話すとき、今まではなるべく伝わるように易しい言葉を使っていましたが、そろそろ難しい言葉も意識的に使っていこうと思いました。

まとめ

著者はさらに、

・最優先は「好きなことに熱中する」時間

・「遊び」をとことん充実させる

ことが重要と指南していました。

今回の記事をまとめると、

・創造性と思考力を身に着けることが、あと伸びする為に低学年のうちからできること

創造性と思考力を身に着け方は、以下のことを日常の中で行うこと

◆読書

◆親子の対話

◆自由な遊び

◆自主的な生活

・家庭学習は計算と漢字を少しだけで十分。毎日確実にやることが大事

我が家の家庭学習の量は多すぎかも、と反省させられました。今は、学校の勉強にもだいぶついていけるようになったので、問題集やる時間と量を少し減らそうかな。

様子見ながらやっていこう。

朝やるドリルの一部をこれに変えてみました。

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